臥床時などに特定の体位(めまい頭位)をとると、めまい発作が出現します。
特に、夜間の臥床時や早朝の起床時に多く出現し、しばしば「天井が回る」と訴えます。
持続時間は数秒〜30秒間です。
フレンツェル眼鏡下に、仰臥位より左・右側臥位への頭位変化と、坐位より懸垂頭位への頭位変化とを行わせ、出現する眼振の性状とめまいの有無を検査します。
本症に特徴的な眼振は、坐位より懸垂頭位への頭位変化によって出現することが多いです。
良性発作性頭位めまい症
1)めまい頭位においては、眼振(回旋性成分の強い)が数秒の潜時をおいて出現し、次第に増強し、次いで減弱ないし消失する。
2)患者は眼振の出現に伴って、めまいを自覚する。しかし、同時に難聴、耳鳴を自覚することはない。
3)引続いて、めまい頭位をとらせると、眼振とめまいの出現は明らかに減弱する。
4)めまい頭位より坐位または仰臥位に戻したときに、反対方向に向かう、主に回旋性の眼振が出現することがある。
5)聴力検査、温度刺激検査において異常所見をみないことが多い。
6)直接の関連をもつ中枢神経症状を認めない。
1)、2)、3)が存在するときは、「良性発作性頭位めまい症」と診断する。
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